OFFICIAL TRAILER — 2026

夢をみたすべての人へ寄り添う青春映画

子どものころ思い描いた夢を叶えることができる大人はいったいどれくらいいるのだろうか?夢を失くしたり諦めたりしながら、みんな大人になってきたはずなのに、それでも大人たちは「夢をもて」と次の世代へ投げかける。

初の監督長編作品『光る校庭』が各地のインディーズ映画祭で高い評価を得た比嘉一志が、東京・千葉を拠点に活動する気鋭のロックバンド・Souvenirの楽曲からインスピレーションを得て本作を制作した。

Souvenirの楽曲が呼び起こす静かな情熱が、若者の葛藤と交差する。夢のあるひとも、ないひとも、等しく肯定される青春映画がここに誕生した。

小さい頃から何でもできた。何にだってなれると思ってた。ただ、夢だけがなかった。

大学4年生の井上彩は、思うように進まない就職活動に苦悩する日々を送っていた。幼いころからなんでもそつなくこなせたが、面接で問われる「あなたの個性は?」「やりたいことは?」への返答はなぜかいつも詰まってしまう。就活の愚痴をこぼす彩に、趣味のキャンプ仲間である田島健吾はふと問いかける。「夢とかなくて、人生楽しい?」田島は就活をしないと公言し、映画監督を目指すため撮影現場のインターンに取り組んでいた。

そんな中、彩は田島から「就活がうまくいっていないなら」と自身の自主制作映画の手伝いをお願いされ、撮影の現場手伝いに参加することに。そこで耳に入ってきたのは、エキストラたちの何気ない会話だった。「エキストラにも個性がある」「通行人も主役!」——画面の端に立つ人々もまた、それぞれの物語を生きていた。彩はそこに、自己分析では見つけられなかった何かを感じ始める。

井上 彩 中野 歩
田島 健吾 小林 大斗
千葉 友美 中野 綾琉
芝山 隆一 りゅう(ドンココ)
井上 幸大 内藤 大助
井上 千世 遼河 はるひ

監督・脚本・編集

比嘉 一志

1984年、愛知県豊田市出身。大学卒業後、地元企業で自動車関係のエンジニアとして勤務する。就職8年目に「人生一回、やりたいことをやろう」と映画監督を志し、上京を決意。30歳で東京の専門学校に入学し、卒業後は水谷豊監督、深川栄洋監督などの現場で助監督を務め、経験を積む。

2019年、中編『焦げ。』が第14回田辺・弁慶映画祭に入選、第12回福岡インディペンデント映画祭優秀賞などを受賞。2022年の長編『光る校庭』では、横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル2022 長編部門最優秀賞、第21回中之島映画祭グランプリを受賞した。近年は Souvenir『流星群』『Olive』などのミュージックビデオも手がける。本作『劇情』は、その Souvenir の楽曲に着想を得た一作となる。

プロデューサー

赤峰 勇一

1983年、愛知県刈谷市出身。建築金物・装飾金物やインテリアアートを手がける株式会社ixi代表取締役。あいち心理カウンセリング療法学会 心理カウンセラー会長。
17歳から飲食店を複数経営し、25歳で建設関連会社を設立。

10代から絵や服のデザイン、音楽活動などに取り組み、以前より映像分野への参画に関心を寄せていた。『光る校庭』の刈谷日劇での上映を機に比嘉と出会い、その日のうちに意気投合。翌朝まで互いの夢を語り合ったことから、本作『劇情』の製作に加わることを決意した。映画事業に関わるのは本作が初めてで、出資にとどまらず、撮影期間はキャストの送り迎えなど、裏方として現場を支えた。

監督・脚本・編集比嘉 一志
プロデューサー赤峰 勇一
撮影高橋 潔
照明伊藤 拓
録音島田 宜之
衣裳浜辺 みさき
メイクタナカミホ
音楽杉山 悠佑(Souvenir)
制作担当福田裕矢
スチール関口 諒
アソシエイトプロデューサー出町 光識
主題歌「劇情」/ Souvenir
配給宣伝cinemago

Souvenir

主題歌:「劇情」

杉山悠佑(Guitar,Vocal)、近藤空良(Bass)、ポルノ藤田(Drums)からなるオルタナティブ・ロックバンド。東京・千葉を拠点に活動。

杉山の「いつか映画の主題歌をつくりたい」という夢に比嘉が共感し、映画『劇情』のプロジェクトが始動した。作中にもメンバーが特別出演している。

K's cinema

〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目35-13 3F

期間9月19日(土)〜10月2日(金)
上映時間9月19日(土)〜9月25日(金)20:50〜
9月26日(土)〜10月2日(金)20:40〜
舞台挨拶スケジュール
  • 9/19(土)上映後 初日舞台挨拶(田島組DAY)

    登壇:中野歩さん、小林大斗さん、佐藤里菜さん、伊吹空次朗さん、徳田皓己さん、宮下和さん、沖田もものさん、比嘉一志監督

  • 9/20(日)上映後 舞台挨拶(友達DAY)

    登壇:中野歩さん、小林大斗さん、中野綾琉さん、りゅうさん(ドンココ)、比嘉一志監督

  • 9/21(月)上映後 舞台挨拶(母の日)

    登壇:中野歩さん、遼河はるひさん、比嘉一志監督

    ※出演を予定しておりました遼河はるひさんの登壇は台風の影響によりキャンセルとなりました。

  • 9/22(火)上映後 ライブ付き舞台挨拶(Souvenir アコースティックライブ)

    登壇:中野歩さん、Souvenir(杉山悠祐、近藤空良、ポルノ藤田)、比嘉一志監督

  • 9/23(水)上映後 トークイベント(お客様の質問なんでも答えますDAY)

    登壇:中野歩さん、比嘉一志監督

  • 9/24(木)上映後 舞台挨拶〈あの3人DAY〉

    登壇:中野歩さん、森りささん、関川ゆかさん、いとうたかしさん、比嘉一志監督

  • 9/25(金)上映後 舞台挨拶(???DAY)

    登壇:中野歩さん、比嘉一志監督 ※他ゲスト調整中 決定次第、更新いたします。

シアターセブン

〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目7-27 サンポードシティ5階

期間10月10日(土)〜10月16日(金)

「劇情」は観る者にその世界を押し付けてこない。だからこちらからその世界に入り込みたくなる。それは手法というより、作者である比嘉一志の人間性が反映されたものだと思う。そのフレッシュな感性に、かつて僕の助監督を務めてくれた比嘉一志の作品に、未来への期待も込めて惜しみない拍手を送りたい。

映画監督・俳優

水谷 豊

夢を追いかける者と夢の必要性を問う者。相反する二人は声高に夢を叫ぶことも、過剰に現実の厳しさを訴えもしない。押しつけを排し違いを肯定する、そのスクリーンから感じるのはかつて映画監督になる夢を追いかけた比嘉監督のリアリズムともファンタジーとも取れる映画愛あふれるやさしい視点。僕たちは映画が大好きだ、そんな当たり前にあらためて気付かされる。

元・刈谷日劇

渋谷

「就活」せずに自主映画やバイトをしていた。自分の信念に正しさを見出して、進んでいた。でも、それがいかに世間知らずで、もしかしたら誰かを傷つけていたのかもしれない。と思わされた。
正しい生き方なんてないけれど、どんな道でも信念さえ持ち続けていれば、いつか隣の人くらいは楽しませることができるのではないかと思ってる。その前に自分が一番楽しんだ上で、できるだけ誰かを傷つけないように。
まだ何者にもなれる何者でもないあなたに観てほしい映画です。

俳優・映像監督

前野 朋哉

いつだってニコニコしながら中指を突き立てたくなっている自分と、毒を吐きながら周りの顔色を窺っている自分は両方存在していて、器用だと言われながら不器用な側面も、不器用だと言われながら器用な側面も持ち合わせているわけで…自分の中にいる色んな自分に振り回されている主人公も、そしてやりたいことに真っ直ぐに付き進める彼も、映画を観ているうちにいつの間にか登場人物がとても愛おしくてたまらなくなっていました。

映画監督(『ザ・ゲスイドウズ』『ザ・カース』)

宇賀那 健一

自分は周りと違うと知った。
好きでもないものを好きと言った。
誰かに認めてもらいたくて。居場所を見つけたくて。
些細なきっかけで踏み出したその一歩は、未来を変える、とてつもなく大きな一歩かもしれません。
理想の自分と、今の自分。
それでも全部が、どうしようもなく「自分」だから、私たちは、自分を愛し抜くしかないのです。
隣の芝生は、いつだって、青い。

俳優部、劇作家、演出家

阿久津 京介

人生に、決まった型なんてない。
等身大の姿で佇む中野歩さんが、泥臭くも眩しい映画作りの熱量に触れ、己の人生を見つめ直すーー、その佇まいの変化に、誰もが心を揺さぶられるはず。
誰かの人生に触れ、ふと自分を見つめ直す時間の尊さに気づかされました。
あなたの人生に寄り添い、そっと背中を押してくれる優しさに満ちた一作。

映画監督

鳴瀬 聖人

人生に夢は必要なのか?
そんな疑問を抱かされ、のんびりと観ていた。
気がついたら主人公・エキストラ・現実・映画が縦横無尽に溶け合い、ズバッと答えを突き出していた。爽快感!!

マンボウやしろ

「やってみようかな」の小さい選択が未来に影響することは確かにある。私は何をしたいのか。矢印を自分に向けて、自分で自分をジャッジするのは意外と勇気が必要で、何かしらの答えが出る瞬間はだいぶ遅れてやってくる。今はまだまだ道半ば、さぁどっちに歩こうか。
この映画はそんな気の張った道のりに、寄り道を与えてくれます。
あなたを豊かにする小さい選択に出会えるかもしれません。

映画監督

山元 環

なんだろう、井上さんが羨ましい。
器用で、素敵な友人もいて、裕福な家に育ち、ご両親は、とんでもないオシドリ夫婦だ。
アウトドアが好きで、自然を愛する心も持っている。 そして悩める悩みもある。
彼女はすでに、豊かに生きている。
だから、「夢」が必要じゃないのかもしれない。
「夢」が無いと豊かに生きられなかった、自分の20代を思い出した。

映画監督

戸田 彬弘

「何者かにならなきゃ」と、 焦ってしまうことがある。
でも本当は、 何者かになる前から、 誰もが自分にしか撮れない一本を生きている。
一人ひとりの人生は、 どんな映画より面白い。
スクリーンを離れても、 それぞれの一本は続いていく。
「劇情」ぜひ劇場で。

俳優・クリエイター

増田 朋弥

今はなんとか映像で食えていて、過不足ない日々を楽しく送れている。でも確かにガチの何者でもなかった頃の方が、前後不覚なだけに、魂は大きく躍動していたような...立ち返りたいなあ。

CMディレクター、映画監督

岩崎 裕介

投げかけられた質問に
答えが出せない彼女

何気ない日常
緩やかに変化していく自分

迷いながらも
飛び込んだ世界で
何かを掴み…

返答できなかった彼女が
自信を持って口にした答えが
正解!な気がした。

迷いながらも選び
進み続ける私たちの人生を
「それで良いんだよ」と言われたようで
心が軽くなった。

主演の中野歩さんが自然体で演じる主人公は
一切、激しさがないのに
そのゆるやな変化に目が離せなかった。
何かが変わるんじゃないか?!と、
丁寧に演じるからこそ見えた彼女の成長に
答えの出ない映画なのにカタルシスを感じた

狂言師・俳優

和泉元彌